都城の写真館 塩屋写真館 『今日』

塩屋写真館

『今日』

本日の新聞にこんな詩が載っていたので、ご紹介します。

 

 

『今日』 (伊藤比呂美 訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ

 

 

知っている人も多いかもしれませんね。

 

塩屋写真館も、子育てしている全てのお父さんとお母さんを応援しています。

実は、、、塩屋写真館はふらっとお茶を飲みに来ただけーとか、ちょっとだけ休憩しにきましたーとか、そういったお客さまも多いのです。

 

疲れた時や、ちょっと楽になりたい時、そんな時にもお立ち寄りください。

塩屋写真館はいつでも皆様をお待ちしています♪

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